地震速報

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ずっと思っていたこと

2011年05月17日 10:21

この記事は、以前書いた記事の続き(続編?)です。


もう四十数年前のこと、近所の網元さんのところで、
仔犬が産まれたから「もし飼いたければ」という話が我が家に来ました。
当時、小学生だった兄と、保育園児だった私は、両親に頼み、
「世話をするから」という約束で、やっとの思いでOKをもらい、
網元さんのとろこへ走りました。

小さなカゴの中に、六匹の仔犬がいました。
そのときに見た、まだ産毛に包まれた六匹の仔犬たちの姿は
いまでも瞼に焼き付いていて、子ども心にも、何かとても
感動した記憶が残っています。

残念ながら、もらった仔犬が何犬であったのか、は覚えていません。
ただ『ハク(白)』という名前だったので、きっと白い犬だったのでしょう。
とても元気のよい子で、スクスクと育ち、私たち兄弟と、とても仲良しでした。
もちろん、幼き私たちなりに、彼の世話はちゃんとしたと思います。たぶん。(^^;


当時、犬たちの食事と言えば、人間の食べ残し・・つまり残飯でした。
まあ、食べ残しでないにしても、私たちと同じものを食べていたわけですね。

だから当然、ペットショップというものもありませんでした。
もしかしたら、あったのかも知れませんが、私の住む場末の町には
なかったし、当時、出始めていたペットフードなどは、
「一部のお金持ちに飼われた犬たちの食事」に過ぎなかったのです。

もちろん、ペットショップで犬を買うなんてことも、、
もしあったとしても、
「一部のお金持ちの間での商習慣」ではなかったか・・と思います。



それから四十数年後、まだ私の中では、犬や猫は「ご近所から譲り受けるもの」
と言う観念があって、ペットショップの存在は知っていても、足を踏み入れる
気持ちにはなれませんでした。
ある意味、それは私にとって「邪道」だったからです。

もちろん、犬は嫌いではないし、むしろ好きで、将来は・・・
将来、嫁さんの実家(農家)を手伝うつもりですし・・・
柴犬を飼って、一緒に農作業に出掛けたい・・なんて夢を持っています。

でも、、いや、だからこそ、「いますぐ」に、犬を飼おうなんて思っていませんでした。
いま住んでいるのは、庭のあるような家ではない借家だし、
一緒に駈け回りたい原っぱも、田畑の畦道もない街の中だし・・。

ツーワンには申し訳ないですが、正直、家の中で犬と一緒に生活するなんて
夢にも思っていませんでした。それも自分的には邪道だったのです。(苦笑)
「犬は庭先で飼うもの」、ずっとそう思ってきました。(^^;


そんなある日、突然?嫁さんが「ワンコを飼いたい」と言い始めました。
私は「まだまだ先の話」と思っていましたが、彼女があまりにも熱心なので、
友人に「ワンコを譲ってくれる人っているのかな?」と相談してみました。
すると友人が「お前、何言ってんの?いまはワンコなんてくれる人居ないよ」
ペットショップで買うんだよ、と教えてくれました。
ちなみに犬と言えば「柴犬」ぐらいしか知りませんでした。(^^;

ほんと、浦島太郎さんみたいな話ですけどね。(^^;
でも、これは実話で、つむぎと出会う前、ほんの2年前までの私の、
ペットに関する知識なんてその程度だったのです。

もちろん、ペットショップで犬が売られていることは薄々?知ってましたが、
私にとってそれは、「一部のお金持ちの間での商習慣」という別世界での
話でしかなかったのです。

「で、いくらぐらいするもんなの?」
「2~30万かな」
「げっ、そんなにするの?!」

バイクになら百万、ポンと出せるのに、そのとき聞いた2~30万が
とてつもなく大金に思えました。(苦笑)
まあ、人間の価値観なんてそんなものかも知れませんが・・
それぐらい、ペットというものに興味のない私でした。
飼ってもハムスターぐらい・・と。^^;


それから「そんなに高価なワンコってどんな犬なの?」という
興味本位もありましたが、何よりも、
ペットショップに同伴することで、嫁さんの「飼いたい熱」も、
少しは冷めてくれるだろう・・という気持ちで、
ペットショップを覗くようになりました。
もちろん、まだ飼う(買う?)なんてことは思っていません。
やはり、抵抗がありました。いろいろな意味で。(^^;

そして1年が過ぎ、2年が経ち・・・
心に引っ掛かりがあるものの、そこは犬好き、時々ショップへ行き、
仔犬を見ると「可愛いなぁ」と思うことが多くなりました。


そしていよいよ運命?の、つむぎ(紬)との出会いです。

その日は朝から雨でした。
普段なら、バイクを夫婦で乗り回す休日。←族ではありません。(苦笑)
しかし、雨ではそれも出来ません。

何となく、行くあてもなく、暇つぶしにクルマを走らせ、
ペットショップを見つけては、立ち寄っていました。

暗くなり始めた夕方7時すぎ、
「ここを見たら、スーパーで買い物でもして帰ろう」
と入った店で、つむぎと会いました。

いま思うと不思議ですね。
どうして、あの日に限って、何軒もペットショップを巡ったのか?
まだ飼うつもりもないのに・・・
嫁さんには「今日は絶対」という気持ちがあったのかな?(^^;
でも、それが運命って言えば、そういうものかも知れませんね。

店に入ってすぐ、妙に元気の良い、すごくサル顔のワンコが
目に入りました。
「なんだ?コイツ、これワンコなの?」
それが、つむぎに感じた初めての、偽わらざる感想です。

2009-08-01-0059-14-2.jpg

どのワンコも夕飯を食べ、静まり返った店内で、
私たちの来店をココロから歓迎するように騒ぎまくるワンコ、
それがつむぎだったのです。(^^;

「なんだ?コイツ・・」以外に思ったのは、その値段の安さ。(^^;
いまならその意味も分かるのですが、
「なんでこんなに安いの?」って、ちょっと戸惑いすら感じました。

生後4ヶ月を過ぎると・・・そうなんですよね。(^^;


それから店を出て、ちょうど近くにあったスーパーで、
夕飯の食材を買うことになりました。

「あいつ、面白いヤツだったね」
「そうだね」
と、ふたことみこと、嫁さんと会話しただけでしたが、
それぞれに、そのワンコのことを考えていたのでしょう、
スーパーを出て、
「あいつ、何かきになるね」
「あの子、ウチで迎えてあげない?」
だけで決まってしまいました。

もちろん、この先、家族として十何年も・・の覚悟あっての話です。
健やかなる時も、病めるときにも。。です。
「こいつ(紬)なら」その覚悟を持つことも出来る、と思いました。

そのことをお互いに確認してから、再び、閉店間際のショップへ行き、
つむぎをその場で、連れて帰ることにしました。


まあ、そんな感じで、つむぎを迎え、やがて、あいを迎え、
いまの我が家があるわけですが・・・

ちなみに、あいは、もっと可哀想な金額になってました。

s-2009-10-12-2327-07.jpg

つむぎのドッグフードを買いに行くたびに、値下がりしていく・・
とても傲慢かも知れませんが
「こいつは、ウチで引き取らねば誰が?」と思うぐらいな気持ちでした。
もちろん、つむぎのときと同じ「こいつなら」最期まで看取る覚悟は
持てる、と思っての事です。

お店でダッコしたら、いきなり眠りだした。その寝顔が可愛かった
嫁さんが「この子」と決めたのは、その時だそうです。^^ゞ



つむぎと出会い、そしてあいと出会い・・ずっとペットショップへ
通いながら、募る気持ちは「何か間違っている」という思いです。

どうして、こうした可愛い、愛すべき命たちが、『流通』という名のもとで、
『商品化』されて、『売り買い』されなきゃいけないのだろう?

もちろん、私のように『買う』人間が居るからに他ならない、のですが・・
それは分かっているのですが、「何か間違っている」という思いが、
ツーワンと暮らし、彼らを愛おしく思うほど、強くなってきたのです。

それは嫁さんも同じだったようで・・・

ペット流通のことを、いろいろな書物を読んだり、ネットで調べていくと、
ショーケースで動物たちが売り買いされるのは、この国ぐらい?らしいですね。
よその国では、ペットショップは、ペットフードや用品を売られているだけ・・・。
もちろん、他の国、西欧諸国でも、ブリーダーを通して『売り買い』されて
いることには違いはないのですが、法規制や、課税などが厳しくされていて、
ペットを飼うということが、この国ほど、安易には出来なくなっている。。

モチロン、罰則があるから、とかではなく、本当は、
心から、彼ら(ワンコたち動物)の命を尊重し、愛することがなければ、
それは人間として、とても悲しいことなのですが。。

そういう意味でも、
やっぱり、この国のペット事情は「何か間違っている」と思うのであります。


最後に、最近ネットで見つけたある人の言葉・・・
ごく最近なのに、どなたの言葉か感動のあまり忘れてしまいました(^^;
でも実は、この言葉に触発されてこの記事を書きたいと思いました。

 「犬や猫は、繁殖した一般家庭などから『もらい受ける』
のが自然であり、本来あるべきカタチではないか」
 

私がずっと思っていたことであり、深く共感いたします。

もちろん、いまある事、のすべてを否定するつもりはありませんし、
物事には必ずプラスとマイナス面があり、そのプラスを活かせば良いことですが、
そうするためには、
多くの尊い動物たちの命が、人間のエゴで奪われていくこの現状を、
当事者である私たちが、もっと真剣に受け止めて行かなければ、
「変わるもの」も変わらず、悲劇が繰り返されてしまう・・・と思うのですが、
みなさんは、どう思われますか?

以上、中年の主張?でした。^^ゞ
ツーワンたちは、どう思う?

そんな『売り買い』があったから、いまのボクが存在している。。
そんなふうに思うと複雑な気持ちになりますね。あ、でも、ショップのお姉さんたちは、とても
優しくて、いまでもボクを歓迎してくれます。この国のシステムが悪いだけだと思います。

つむ兄ィは、幸せな部類だと思う。あたいは結構、トラウマを
抱えているよ。だから余計に、不幸せなワンコや動物たちがいなくなる世の中を望むわ。

 

クリックありがとうございました。U^ェ^U

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tumugi09.blog66.fc2.com/tb.php/721-5d89888c
この記事へのトラックバック



アクセス解析太陽光発電
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。